HUR、デュッセルドルフでフィジオフィットネス スタディツアー開催

2025年9月18日から20日まで、HURは「フィジオフィットネス・スタディツアー」を開催しました。フィンランド、日本、マレーシア、中国、ルーマニア、ハンガリーから代表者が参加し、3日間にわたってインスピレーションや新たな視点の共有、そして国際的な交流が行われました。

プログラムでは、専門家による講演、ケーススタディ、そしてリファレンス訪問を組み合わせることで、ドイツの理学療法の現場を多角的に探求しました。参加者は、理論と実践の両面からドイツの理学療法を学ぶとともに、先進的な施設を訪問。さらに「Therapie Düsseldorf」や「Rehacare Fair」といった展示会では、最新のリハビリ機器を直接体験する機会もありました。

参加者は、プレゼンテーション、ケーススタディ、参考施設訪といった充実したプログラムを通じて、ドイツの理学療法の現場を探求しました。

re.ac.me. physio+therapie

参考施設訪問の一つである re.ac.me. は、ドイツ・デュッセルドルフに2か所の拠点を持つ現代的な理学療法クリニックです。2011年に設立され、理学療法、トレーニング療法、そして2024年3月からは作業療法を組み合わせた、健康へのホリスティックなアプローチを提供しています。

Heerdt施設は670㎡の広さを誇り、10の施術室、空気圧制御式マシンを備えた120㎡のトレーニングホール、さらにファンクショナルトレーニングエリアを備えています。2017年に開設されたFlingern施設は約400㎡の広さで、8つの施術室と100㎡のトレーニングホールがあります。両施設は、専門性の高いセラピストと質の高いケア、最新の設備、そして温かい雰囲気で広く知られています。

また、re.ac.me. はDFBフットサル、ボルシア・デュッセルドルフ、TTドイチュラント、ラインファイアなど、複数のドイツ国内ナショナルチームやプロスポーツチームの公式パートナーでもあります。

re.ac.me. physio+therapieの受付

フィジオ・キルヒホフ

ドイツのボーフムにある フィジオ・キルヒホフでは、伝統と革新が見事に融合しています。現在は三代目が運営するこの家族経営のクリニックは、HURのテクノロジーを活用した、先進的で運動中心のコンセプトにより新たな姿へと生まれ変わりました。従来の肉体的に負担の大きいハンズオン治療の代わりに、セラピストは複数の患者を同時に、スマートレジスタンストレーニングを用いたトレーニングで指導します。このモデルは、拡張性が高く、収益性に優れ、セラピストの身体的負担も軽減されます。

スザンネ・キルヒホフさんとその息子モーリス氏は、誇りある家族の伝統を引き継ぎつつ、現代理学療法の新しい基準を打ち立てています。再設計された施設には、最先端のトレーニングエリアが備えられ、他のクリニック運営者が理学療法の未来に向けたインスピレーションやソリューションを学べるショールームとしても活用されています。

従来のハンズオンモデルでは、セラピストが20分で約25ユーロの肉体的に厳しい作業を行うのが一般的でしたが、キルヒホフでは複数のクライアントを同時に指導できるアプローチを採用。これにより、セラピストの負担を減らし、効率性と収益性を向上させながら、常に高品質なケアを提供できる体制を実現しています。

フィジオ・キルヒホフのモダンなトレーニングエリア

参加者は、フィジオ・キルヒホフで運動中心のハンズオフ理学療法の実践について学びました。

ツアー締めくくりはTherapie Düsseldorf 2025 で

今回のツアーは、Rehacare と同じ会場で開催された国際展示会 Therapie Düsseldorf 2025 の訪問で締めくくられました。HURドイツチームは、最新の理学療法コンセプトや革新的なリハビリ機器を紹介しました。

参加者は、実演を体験し、最先端の機器を見学するとともに、理学療法や予防ケアにおける最新のトレンドや技術、ベストプラクティスについて、HURの専門家と直接交流する機会を得ました。

Therapie Düsseldorfの展示会で、最新のリハビリ機器を視察

ドイツ:理学療法の発展する拠点

ドイツは理学療法の革新に適した環境を提供しています。専門職としての高い認知度、明確なキャリアパス、そして治療と予防プログラム(腰痛予防や転倒防止クラスなど)を組み合わせたクリニックにより、包括的な患者ケアの高い基準を確立しています。

今回のスタディツアーは、単なる施設や技術の見学にとどまらず、アイデアを交換したり、専門家同士でネットワークを広げたり、理学療法の未来について考える貴重な機会となりました。ドイツでは、治療と予防がしっかりと連携することで実現できる成果を、実際に目の当たりにすることができました。

今回のツアーに参加してくださった皆さま、施設視察を担当してくださった皆さま、本当にありがとうございました。